セルプロセシングセンター(CPC)とは

細胞治療や再生医療に用いるヒト細胞・組織の加工(製造)や培養を行うのに必要な、様々な要件を満たす専用の施設です。
GMP基準に準拠した設計・施工・運用をおこなっており、細胞治療や再生医療に要求される法令や指針に対応しています。
また、当CPCは、ウイルス療法や遺伝子治療に用いるウイルス製剤の製造に対応できる専用設備も有しています。

東京大学医学部附属病院CPCの概要


CPC入口

開設年: 2007年4月
設置場所:東京大学医学部附属病院 新中央診療棟2 地下1階
施設面積: 380m2
保有施設:クリーンルーム3ユニット、P2対応クリーンルーム2ユニット

管理運営体制

CPC責任者:東京大学医学部附属病院 TRセンター長 黒川 峰夫 教授
プロジェクト受入れと進捗管理:CPCプロジェクト委員会で審査
管理運営:CPC運営委員会およびCPC実務委員会で決定

CPCの設備

出入管理システムおよび多点監視システム

専用に登録されたカードで各作業室への入退室を管理しています。
ドア横に設置されたICカードリーダー

各部屋の室圧・温湿度および浮遊粒子数を連続監視して常時監視、記録をおこなっています
浮遊粒子数測定装置 室圧など環境データを連続監視する
モニタリングシステム

作業室(クリーンルーム)内の設備

安全キャビネット、CO2インキュベーターなど培養に必要な各種機器が設置されています。
CO2インキュベーター
(左側はボトルローラー設置型)
フリーザ付き薬用冷蔵庫(左側)と
バイオハザード対応安全キャビネット(右側)

CPCが有するその他の施設

細胞保存室 滅菌室
自動供給型液体窒素細胞保管槽 大型高圧蒸気滅菌装置

CPCを使用したプロジェクトの成果

進行性膠芽腫患者に対する増殖型遺伝子組換え単純ヘルペスウイルスG47Δを用いたウイルス療法の臨床研究
代表研究者:東京大学医科学研究所 先端医療研究センター
先端がん治療分野 藤堂具紀

http://trac.umin.jp/hospital/ct/G47Delta.html


インプラント型再生軟骨
代表研究者:東京大学医学部附属病院 顎口腔外科・歯科矯正歯科 高戸毅

http://www.nedo.go.jp/news/press/AA5_100048.html
http://www.h.u-tokyo.ac.jp/press/press_archives/20110909-1.html